【人狼J】人狼ジャッジメントのスタンダード編成について【初心者部屋編】【基礎編②】
こんにちは、ばんけんのひとです。
前回に続いて、スタダ村の戦法について初心者向けに解説していきます。
前の回では、回避貫通とは何ぞやを解説しました、今回は回避での進行方法を書いていきたいと思います。
↓前回より引用
まず、スタダ村とは
市民③
霊能者①
占い師①
狩人①
狂人①
人狼②
(赤字は狼陣営)
の9人で編成される少人数編成となります。
細かいルールは部屋によって違いますが、
連続ガードは無し、ランダム処刑あり、昼の時間5分、
投票先見せない、初日占いランダム白
の場合について、今回は書いていきます。
最初に、スタダ村での心得をいくつか書いておきますね。
①スタダ村は、他の編成に比べて役が少ないため、素のディベート力が必要です。
②初心者村に限りますが、発言が少ない(薄い)人が多いため、くじ引きゲーになりやすいです。
③くじ引きゲーって楽しくないですよね?なので、しっかり発言し、推理ゲーをするよう心がけましょう。
↑ここまで引用
【基礎編・初日②】
初日の村陣営の吊りたい場所(吊り位置)はもちろん狼ですが、ここでひとつ考えてみてください。
発言がとても薄い人を後まで残すと何が起こるか??
そうですね、もしその人が村陣営であったとしても、その人がどっちの陣営か判断つきませんよね?
なので、初日の吊り位置は「寡黙」な人を吊るのが推奨されます。人狼って村陣営に馴染みたい=人をあまり殴ってヘイト(敵対心)を稼ぐのを嫌うため、寡黙になりやすく、寡黙な人を吊ることで狼が吊れることも多いため、結果村か人狼かはさておき、ここを吊ることが多いです。
なので初心者の方はできる限り殴りを入れたり、村目の提案をしていくよう心がけましょう。
ですが、始めたばかりだと何を発言したらいいかわかりにくいと思います。
なので、どのような事を発言することで初日吊られないか、というのも今後解説していきたいと思います。
注意:今回は占い師の内訳は真占い師・狂人について考えます。
【回避進行編】
〔仮指定?本指定?〕
仮指定というのは、2人指定し、その後、その内から1人本指定することです。
回避進行の場合、ほぼ間違いなく仮指定を行います。
仮指定のデメリットとしては、情報が多く落ちてしまうため、狼はもちろん狩人までもが透けてしまう事があります。貫通進行の場合、狩人を透かすのは村の利益にならない(村利がない)ため仮指定無しの本指定1本の場合が多いです。
初心者にありがちなミス①指定のタイミング
昼の時間が5分(300秒)の場合、目安として仮指定は役職が出揃って、占い結果も提示された(盤面が固定された)らすぐ仮指定するのを推奨します。様子を見ても良いですが、なるべく早く指定しないと時間が足りなくなってしまいます。
本指定ですが、回避進行の場合は残り時間120~100あたりでは本指定すべきです。なぜなら、狩人回避、、、対抗、、、じゃあどっち吊る?など議論が起こることが想定されるためです。本指定が遅すぎると回避や議論する時間がなくなってしまいます。
逆に貫通進行の場合は、残り30秒くらいで大丈夫です。
初心者にありがちなミス②指定先
仮指定では余程の理由がない限り、片白は指定しません。
理由としては、片白はグレに比べ白の可能性が高いためです。もし真占い師に白だされた人を吊ってしまうと、村にとっては大きな損になります。
仮指定は基本的に、仮指定内でお互いの怪しいところを指摘しあう(殴りあう)ことで、情報が落ちるのを期待して行います。
グレ4の場合、2/5以上の確率で指定内に狼陣営が居る(真占い師の白を抜いた5名に狼陣営が2人いて、そこから2人指定するため。以上というのは、狂人が初日に狼に白を出せる(囲う)ことが出来るのは1/4と、確率的にかなり低いからです。)ことになるため、そこを見極めていくことが大切です。
戦術ポイント①もし二人があまり殴り合わない場合
二人が殴り合わない=お互いに吊らせたくない=二人とも狼陣営濃厚
という推理が成り立ちます。相手を積極的に殴りましょう。
もし、指定内を一人吊って黒が出れば、そこを殴って吊りに持っていったもう片方の指定された人はある程度白くなる(村目がとれる)ことになりますからね。
逆に、ほぼ殴らずに片方に黒が出た場合、もう片方は黒くなりますよね。
戦術ポイント②仮指定内がどちらも相手を殴りまくっている(発言が伸びている
この場合、もしかしたら2人とも村陣営なのかもしれません。
先ほど解説しましたが、初日は寡黙位置を吊っておきたいですよね。
ここで、仮指定以外の人を本指定する(飛び火)という戦術を使うことができます。
もし指定を逃れてのんびりしている人が居れば、きっと寡黙になっています。
発言の伸びが期待できないこちらを吊るのが良いと思いませんか?
戦術ポイント③ライン
仮指定をするとラインが見えやすいです。ラインというのは人と人との絆、と言い換えるとわかりやすいかもしれません。仮指定Aと仮指定Bが居て、指定外にCという人が居ると仮定します。Cの発言がもし「Aは白っぽいな。Bは怪しいからこっち吊りたいね」というものだったとします。この場合AとCにラインが出来ている。と考えられますね。そして、Aが吊られて黒が出たとします。Cって相対的に黒くなりますよね。
こうやって芋づる式に黒が吊れる場合がある。というのが仮指定を行う理由のひとつでもあります。現実では初日ライン作る狼って少ないのが難点ですが・・・・・・・。
ラインはどちらかというと後半戦になって役に立ってきます。
さて仮指定後、例えばその片方を本指定したとします。
ここからのパターンは大きく3つに分かれます。
パターン①指定された人が回避しない場合
・この場合は、おとなしくその人を吊りましょう。
回避しないなら狼じゃないのでは?と思うかもしれませんが、他の人を再指定(転がす)事で狩人を透けさせてしまうかもしれません。
また、回避しなかった人を吊った結果、霊能結果によって、ある推理ができます。
ー推理ー
仮指定内の人をA,Bとします。
Aを本指定し、回避無しだったので吊ったところ、黒でした。
仮に、A(狼)が回避した場合、真狩人が対抗でCOするでしょう。
狩人CO2人を飼う戦術を採用した場合次に指定されるのは、おそらくBになります。
Bも狼だったら、Aはすでに露出してしまっているため、狩人を順番に吊る(狩人ロラ)することで狼側は詰んでしまいますね。つまりAB両方狼の場合、指定された方が回避するのはあまりにもリスキーなのです。
以上の結果から、「Aが回避無しで黒なら、Bが黒くなる」という推理ができるわけです。
逆にAが回避無しで白だったとしても、Bが不自然な殴りをしていない限り、Bは黒くなりにくいです。
パターン②指定された人が回避する場合(指定された人が狼)
この場合、真狩人はすぐに対抗COしてください。初心者村ではもっぱら、先に指定された方をそのまま吊ります。(貫通)
その夜、狩人は噛まれてしまうでしょうが、狼1匹とトレードオフですので、仕方ありません。
実はこの場合、狩人と狼の大きな読み合いが発生します。
狩人は原則霊能者を守るべきです。何故なら、貫通した狩人CO者(狼)に霊能者が「黒」を出せば、狩人が噛まれなかったとしても、真狩人が証明されます。
ですが、この夜狩人は霊能を守ることが多いため、他の片白や占い師はがら空きになってしまいますね。
狩人は裏をかいて占いなどを守るべきか、狼は狩人を噛まずにあえて霊能を噛んで、狩人を噛むべきなのか。それともがら空きの占いを噛むのか。
非常に高度な読み合いが発生します。
狩人が注意しなければならないのは、霊能が噛まれてしまった場合、余程うまく弁解をしない限り、黒だと断定されてしまいます。ので気をつけてください。
パターン③指定された人が回避する場合(指定された人が狩人)
・この場合、恐らく対抗は出ません、再指定しましょう。
なぜ対抗が出ないか、狼目線で考えてみましょう。
狼目線、別に対抗COしなくても今晩の噛みで確実に役職を一人噛むことができます、狩人は自分を護れませんからね。狩人を噛んでしまえば、次の夜からは噛み放題です。
逆に、狩人対抗して狩人を処刑した場合、狼は霊能しか噛む場所がありません。
なぜなら、霊能が「白」を出した場合、対抗した人はほぼ間違いなく人外と断定され、吊られてしまいます。逆に霊能を噛んだ場合、これは先述したパターンと同じですね。狩人偽と断定されてしまい、吊られてしまいます。
つまり、対抗しなくても狩人を殺せるのに、わざわざ吊られるために対抗するメリットはほぼないわけです。
という3パターンが主ですかね。狩人を飼う場合や、クロス護衛等の戦術については、初心者村での採用率が低いことから、また別の記事で書きますね。
さて、ここまで読んでいただいてとても嬉しいのですが、ひとつ注意を。
あくまで、これらはセオリーです。
セオリー通りに進むことがないからこそ、人狼ゲームは楽しいのです。
推理の参考にしていただければと思います。
今回はここまでです。何か質問、指摘等ございましたらコメント等お願い致します。
次回は貫通の場合の進行について、書いていく予定です!
それではまた次回!!